お酒をやめた日、最初にググったこと

このTEDを一言で
7年間の問題飲酒をやめた翌日、「お酒以外に何をすればいいの?」とググった。答えは「子供の頃に好きだったことをやる」だった。禁酒は「何かを失う」ことじゃなく「自分への贈り物」。
講演者について
Edith Zimmerman(イーディス・ジマーマン)
ニューヨーカー誌のイラストレーター、ライター。7年間の問題飲酒を経て禁酒。現在は禁酒についてのニュースレターでイラストを描いている。
3つのポイント
1. 「お酒以外に何をすればいいの?」
講演者は自分を「7年間、中程度に問題のある飲酒者」と表現する。
問題だとわかっていた。でも「これが唯一の楽しみなのに、どうすればいいの?」と思っていた。
ある日、準備ができた。やめた。
そして翌日、こうググった。
「お酒以外に何をすればいいの?」
半分冗談だった。でも半分は本気だった。ユーモアのない時期だった。
2. 答えは「子供の頃に好きだったこと」
空いた時間をどう埋めるか。
講演者が見つけた答えは、子供の頃に好きだったことをやること。編み物、ランニング、絵を描くこと。
ランニングを始めて数週間、「ただ走り続けられる」とわかった。走ること自体を考えなくなり、頭の中は別のことを考えていた。
お酒をやめることは「何かを失う」ことではなく、人生の新しい側面を探索すること。
3. 禁酒は「贈り物」——視点を変える
講演者はアレン・カーの『禁酒セラピー』という本に助けられた。
この本のフレームワーク:飲酒は習慣と依存のサイクル。それは解きほぐせる。
大事な視点の転換がある。
禁酒を「罰」「制限」「失うこと」と捉えるのではなく、「自分への贈り物」と捉える。
「何かを奪われる」のではなく「より良いものを自分に与える」。この視点の違いが、続けられるかどうかを分ける。
明日から使えるアクション
悪い習慣をやめたいとき、「何を失うか」ではなく「何を得るか」で考える
空いた時間を埋めるために、子供の頃に好きだったことをリストアップしてみる
習慣を変えるには「やめる」だけでなく「新しい何かで置き換える」ことが必要
感想
「お酒以外に何をすればいいの?」という検索が正直すぎて好き。やめた後の空白が怖い、というのはどんな習慣にも当てはまる。
「禁酒は贈り物」という視点の転換も良かった。「我慢」「制限」と思うと続かない。「自分に良いものを与えている」と思えると、全然違う。
子供の頃に好きだったことをやる、というのもシンプルで実践しやすい。大人になって忘れていた「純粋に楽しいこと」を思い出すきっかけになる。